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ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願

請願第5号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願

受理番号
請願第5号
受理年月日
平成20年8月18日
委員会付託日
平成20年9月2日
付託委員会
教育環境委員会
議決結果
不採択
議決年月日
平成20年9月19日
紹介議員
秋山文和

請願の内容

受理番号:請願第5号
 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願

件  名
ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願書
理  由
<請願趣旨>
 いま、トウモロコシ、大豆、小麦、コメなどの国際相場が高騰し、輸入穀物を原料とする食品や飼料価格などが値上がりして国民生活に重大な影響をもたらしています。
 コメや穀物の価格高騰は全世界に深刻な影響を及ぼし、今年6月には緊急の「食糧サミット」が開催され、続いて7月の「洞爺湖G8」でも環境問題と合わせて食糧問題の解決が重要なテーマとなりました。食糧価格の高騰の原因は、複合的で構造的であるだけに価格高騰の長期化はさけられず、今後、影響は更に深まることが懸念されています。
 これまで、国民の需要のないミニマムアクセス米が年間77万トンも輸入されていますが、今年4月には国際的な価格高騰の影響で初めて「不落札」になるという事態になりました。
 このことは、日本がこれ以上不必要なミニマムアクセス米の輸入を継続することで、国際的な価格高騰に加担し、途上国の食糧を直接奪うことにならざるをえません。しかも、国内では「生産過剰」が米価下落の原因であるとし、生産調整が拡大・強化されている現状からしてもミニマムアクセス米の輸入は停止すべきです。
 政府は、ミニマムアクセス米輸入があたかもWTO農業協定上の「義務」であるかのように言っていますが、本来、義務でなく「輸入機会の提供」(99年11月政府答弁)に過ぎません。
 国際的にはコメや穀物の需要がひっ迫しています。また、先般、決裂したWTO交渉は今後数年間交渉が宙に浮くことや、新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)そのものの崩壊すら取り沙汰されるなど、国際情勢は大きな変化の時を迎えています。
 今、求められているのは、従来の枠組みにとらわれることのない危機的事態へ対応です。よって、次の事項について実現すべく市議会として、政府関係機関に意見書を提出していただきたく賛同署名を添え、地方自治法124条の規定により請願いたします。
<請願事項>
1、ミニマムアクセス米の輸入を停止すること。
 2008年8月18日
春日部市議会議長
   小久保 博史 様

会議録

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