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「後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書」を国に提出することを求める請願

請願第3号 「後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書」を国に提出することを求める請願

受理番号
請願第3号
受理年月日
平成20年5月23日
委員会付託日
平成20年6月3日
付託委員会
厚生福祉委員会
議決結果
不採択
議決年月日
平成20年6月19日
紹介議員
村松君子、渋田智秀、片山いく子

請願の内容

受理番号:請願第3号
 「後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書」を国に提出することを求める請願

件  名
「後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書」を国に提出することを求める請願
理  由
 後期高齢者医療制度が実施されてから約1ケ月半になります。
 保険証の送付がされ、保険料が年金から天引きされるなどしておりますが、いまだに市の窓口には問い合わせが後を絶たない状況です。
 後期高齢者医療制度はこれまで家族に扶養されていた人も含め、75歳以上のすべての高齢者から年額平均93,990円という保険料を徴収し、それも2年ごとに見直され、高齢者の人口増や医学の進歩などによる一人当たりの医療費増で自動的に上がり続ける仕組みになっています。「もうこれ以上の負担には耐えられない」という声が広がっています。保険料の滞納を理由に正規の保検証を取り上げることもできるようになりました。
 また、75歳以上の高齢者を対象とした別建ての診療報酬は、あらゆる場面で差別医療を押しつけるという「年齢差別」医療制度です。その他、様々な問題を含んだ内容となっており、全都道府県医師会の半数を超える30医師会は、「反対」「慎重な対応」など批判的な態度を表明しております。
 「年齢差別」医療や、わずかな年金からの保険料の天引き、保険料を滞納した場合の保険証の取り上げなどは、「法の下の平等」を規定した憲法14条や、「生存権」を保障した憲法25条に反するものです。医療を受ける権利を奪い、人の命と尊厳・人権を脅かすものです。
 どの世論調査でも「後期高齢者医療制度」の「見直し」を求める声が7割以上になっています。
 高齢者から医療を遠ざけ、老後の生活を脅かす後期高齢者医療制度は廃止するよう、国に対して意見書を提出されますよう強く要望します。
                   記
 後期高齢者医療制度を廃止すること
地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願書を提出いたします。
                           平成20年5月23日
春日部市議会議長  山 崎   進  様

会議録

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