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意見書・決議の詳細情報

議第14号 子宮頸がん撲滅のための施策を求める意見書

番号
議第14号
議決年月日
平成21年12月17日
議決結果
原案可決

内容

 子宮頸がんは、がんの中でもただ一つ予防できるがんです。しかしながら、現在20歳代から30歳代の若い女性に罹患者が増えています。子宮頸がんは、ほかのがんと違って自覚症状がないため発見が遅れ、国内では年間8,000人が発症し、約2,500人にものぼる大切な命が失われています。
 子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することによって、約10年かけてがん細胞に変化すると言われています。このため定期的に検診を受けていれば、がんになる前に発見が可能であり、HPV予防ワクチンの接種によって、ほぼ100%予防できます。すでに世界100カ国以上で予防ワクチンが承認され、わが国でも去る9月29日に正式に承認されたところです。
 女性特有のがんの一つであり、100%予防でき、100%早期発見で治すことができる子宮頸がんを撲滅するため、政府においては以下の事項に取り組むことを強く要望します。
                   記
1.平成21年度補正予算で実施している無料クーポン券による検診を来年度以降も継続実施すること。
2.HPV予防ワクチンの接種について公費助成制度を創設すること。
3.がん撲滅の啓発のために、10月の乳がん撲滅月間に続けて、11月を子宮頸がん撲滅月間にすること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成21年12月17日
                         春 日 部 市 議 会
 衆議院議長  様
 参議院議長  様
 内閣総理大臣 様
 総務大臣   様
 厚生労働大臣 様

会議録

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