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意見書・決議の詳細情報

議第11号 東埼玉道路早期整備に関する意見書

番号
議第11号
議決年月日
平成21年12月17日
議決結果
原案可決

内容

 東埼玉道路は埼玉県八潮市から春日部市間、約17.6kmで計画されている「地域高規格道路」です。
 当該道路は、埼玉県東南部地域を南北に縦断し、それ以北の国道4号春日部古河バイパスとともに、高規格道路である東京外かく環状道路と首都圏中央連絡自動車道を接続するものです。これらの供用により、越谷市、吉川市、松伏町、春日部市及び、周辺市町が初めて幹線道路ネットワークに組み込まれることとなり、沿線自治体においても大いに期待しているところです。
 平成17年3月には、このうち八潮市八條から吉川市川藤間、約5.7kmの側道部が供用開始されました。さらに、平成20年5月には春日部市水角までの約8.7kmが事業化され、今年度中に測量調査が完了する予定です。
 このような状況の中で、埼玉県東部地域のさらなる産業振興や活性化を図るため、沿線市町においては、協同して新たなまちづくりに取り組んでおります。
 当市におきましても、東埼玉道路の整備に先がけ、庄和インターチェンジ周辺地域を産業の拠点にするべく、産業施設やショッピングモールの立地が進められております。
 一方で、国道4号バイパスは、関東地方において死傷事故率の極めて高いレッドゾーン路線(上位5%以内)となっているほか、渋滞ポイントが7箇所存在し、埼玉県内区間において最も激しい混雑が発生しています。このため、東埼玉道路と並行する区間では、渋滞による経済損失は年間288万時間、約103億円と試算されております。
 また、東埼玉道路の側道が吉川市川藤まで供用されていることから、現在の側道部終点箇所から市道への大型車の流入が急増しており、沿線市町では、沿線住民が常に騒音や振動に悩まされている状況であります。
 以上の実情をご賢察いただき、国におかれましては、道路整備を凍結することなく、引き続き事業を推進し、一日でも早い完成を強く要望します。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成21年12月17日
                         春 日 部 市 議 会
 衆議院議長  様
 参議院議長  様
 内閣総理大臣 様
 国土交通大臣 様

会議録

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