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意見書・決議の詳細情報

議第6号 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める意見書

番号
議第6号
議決年月日
平成20年3月17日
議決結果
否決

内容

 政府は4月から、75歳以上の高齢者を対象に「後期高齢者医療制度」を実施するとともに、70歳から74歳までの窓口負担を1割から2割に引き上げようとしています。この制度は、高齢者への過酷な負担と医療内容を制限し、医療費削減を目的としたものです。
 具体的には、@75歳以上すべての高齢者から保険料を徴収する。(埼玉県の平均保険料年84,000円)A年金から保険料を天引きする。B保険料を払えない人から保険証を取り上げる。C受けられる医療を制限し差別する「別立て診療報酬」を設けることなどです。
 これに対して「まさに姥捨て山ではないか」との怒りの声が上がり、制度の運営に当たる都道府県広域連合からも緊急見直し要求が出され、全国保険医団体連合会からも制度の見直し要求が出されています。
 若い世代と切り離した別立ての医療制度によって、高齢者に高負担と差別医療を押しつけている国は他にありません。
 そもそも病気になりがちな高齢者の医療費については、国と企業が財政負担し、高齢者が払える範囲で十分な医療が受けられるようにすべきです。
 よって、国及び政府においては、以上の現状を踏まえ、下記の措置を講じられるよう強く要望します。
                   記
1 後期高齢者医療制度の実施を中止・撤回すること。
2 70歳から74歳の窓口負担を1割から2割に引き上げをしないこと。
3 65歳からの国民健康保険税(料)の年金天引きをやめること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成20年3月17日
                       春 日 部 市 議 会
 衆議院議長   河 野 洋 平 様
 参議院議長   江 田 五 月 様
 内閣総理大臣  福 田 康 夫 様
 財務大臣    額 賀 福志郎 様
 厚生労働大臣  舛 添 要 一 様

会議録

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