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意見書・決議の詳細情報

議第6号 北朝鮮による核実験・弾道ミサイル発射に抗議する決議

番号
議第6号
議決年月日
平成29年9月8日
議決結果
原案可決

内容

 8月29日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは、北海道の上空を通過し、太平洋上に落下させました。さらに9月3日、北朝鮮は弾道ミサイルに引き続き、6回目となる核実験を行いました。これら北朝鮮による行動は、これまでになく極めて深刻かつ重大な脅威であり、本年8月に国連安全保障理事会において全会一致で採択された安保理決議第2371号を初めとする累次の安保理決議や日朝平壌宣言に違反するとともに、六者会合共同決議の趣旨にも反するものであり、強く抗議します。
 これは、我が国の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できません。北朝鮮は、昨年1月以降、核実験を3度にわたり実施し、また、30発以上の弾道ミサイルを発射するなど、国際社会の強い抗議、警告を無視して、挑発行為を続けています。こうした北朝鮮による挑発行為は、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断固として非難すべきであります。国際社会は、結束した外交努力を展開し、平和な解決を模索すべきであります。
 政府は、地域の安全保障環境が厳しくなる中、日米韓の協力を更に進め、同時に国民の生命と財産を守るべく、万全な警戒体制を維持し、緊張感を持って我が国の平和と安全の確保に遺憾なきを期すべきであります。また、北朝鮮に挑発行為を自制させるとともに、安保理決議を遵守するよう促していくため、安保理決議の厳格かつ全面的な履行を国際社会に強く働きかけるべきであります。併せて、北朝鮮から非核化に向けた真剣な意志と具体的行動を引き出すため、国際社会が一致団結して北朝鮮に対する一層厳格な措置を求めるとともに、我が国独自の対北朝鮮措置の徹底及び強化を図るべきであります。
 その上で、米国や韓国を始め国際社会と緊密に連携し、中国やロシアにも更なる役割を求めながら、北朝鮮に対する制裁処置を強化し、北朝鮮に対して我が国の最重要課題である拉致問題の早期解決をはじめ、諸懸案の包括的な解決に向けた具体的な行動を強く求めます。
 以上、決議する。
 平成29年9月8日
                          春 日 部 市 議 会

会議録

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