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意見書・決議の詳細情報

議第11号 地球温暖化対策に取り組むための恒久的・安定的な財源確保を早急に実現するよう強く求める意見書

番号
議第11号
議決年月日
平成24年9月21日
議決結果
原案可決

内容

 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、わが国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林のもつ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など「森林の公益的機能」に対する国民の関心と期待は大きくなっています。
 また、わが国は京都議定書において、第1約束期間である平成20年から平成24年までの間に、温室効果ガスを6%削減することが国際的に義務づけられていますが、そのうち3.8%を森林吸収量により確保するとしています。
 地球温暖化防止をより確実なものとするためには、森林の整備・保全等の森林吸収源対策や豊富な自然環境が生み出す再生可能エネルギーの活用などの取り組みを、山村地域の市町村が主体的・総合的に実施することが不可欠です。
 しかしながら、これら市町村では、木材価格の暴落・低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的・安定的な財源が大幅に不足しています。
 よって、政府においては、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備・保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、地球温暖化対策に取り組むための恒久的・安定的な財源確保を早急に実現するよう強く求めるものです。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成24年9月21日
                         春 日 部 市 議 会
衆議院議長  様
参議院議長  様
内閣総理大臣 様
総務大臣   様
財務大臣   様
農林水産大臣 様
経済産業大臣 様
環境大臣   様
国家戦略担当大臣 様

会議録

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