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意見書・決議の詳細情報

議第3号 県立小児医療センターの存続を求める意見書

番号
議第3号
議決年月日
平成24年3月16日
議決結果
原案可決

内容

 さいたま新都心にさいたま赤十字病院と県立小児医療センターを新たに建設するという計画は、埼玉県民にとっては平時の医療体制と緊急時の救命救急の充実が期待され歓迎するものです。しかしながら計画が発表されて以来、春日部市を含む県東部地域で県立小児医療センターのさいたま新都心への移転について、現地での存続を求める声が数多く上がっております。これらの声を受けて9月県議会では存続を求める請願が趣旨採択されました。しかし、2月県議会ではさいたま新都心での土地取得のための予算が上程されており、現小児医療センターの今後の行方に不安が広がっております。
 現在、県の東部北地域や中央地域に周産期医療機関も救急医療機関も整備されておらず、その役割を事実上担っているのが小児医療センターです。センターに搬送される児童数は年間7600人、新生児・未熟児は870人にのぼり、春日部では通院が1198人、入院が292人(平成21年度)と県内3番目という多さです。
 また、小児医療センターと密接な関わりを持つ、隣接の特別支援学校への入学のため、地方から転居している家庭も多くあります。移転先がさいたま新都心であるということは周辺の渋滞が激しいことが予想され、車で通院を前提としている多くの難病患者や障がいのある子どもにとって命に関わる問題であり、救急搬送にも大きな支障をきたすことにもなります。
 よって、新たな小児医療センターを建設する場合でも、現在の小児医療センターは現在地に存続をすることを要望します。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成24年3月16日
                         春 日 部 市 議 会
埼玉県知事   様
埼玉県議会議長 様

会議録

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