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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
自民・無所属の会
視察先
熊本県 宇城市
視察案件
誰もが創造性を育み発揮する不知火美術館・図書館について
実施日
令和8年7月9日
参加者氏名
山崎 進、鬼丸 裕史、水沼 日出夫、石川 友和、永田 飛鳳、水書 祐美子、富田 豊、落合 桜花、北谷 大地

視察結果概要

(1)視察先の概要
 宇城市は、熊本県のほぼ中央にあって、県都熊本市と県南の工業都市である八代市の中間に位置しています。
 平成17年1月15日、旧宇土郡三角町、不知火町、下益城郡松橋町、小川町、豊野町の5町が合併して誕生した市であり、アクセスとして九州の経済大動脈である国道3号と西は天草、東は宮崎県延岡市への結束点という地理的条件に恵まれている。令和2年の総人口は5万7,032人である。

(2)視察内容
 不知火美術館・図書館は、美術館と図書館が同じ建物に隣接して同居する、宇城市の総合的な文化施設である。コンセプトとしては、誰もが創造性を育み発揮する図書館・美術館となっており、不知火美術館・図書館は市民の、知・情報・交流・くつろぎの拠点として、365日年中無休で、朝9時から夜9時まで開館している。図書館の中にはスターバックスがあり、館内約170の座席では購入したコーヒーなどを飲みながら読書を楽しめる空間となっている。
 さらに、図書の貸出・予約の際には、スマートフォンのLINE を利用できることから、図書館利用者の利便性向上にも寄与している。
 また、美術館には400点もの作品が所蔵されている。今後も企画展等を現在の年3回に加えて多数開催予定である。おはなしのへやには、児童向け絵本のほか、知育玩具がある。おはなし会も定期的に開催。絵本のへやには、主に3歳以上のお子様向けの絵本がテーマ別、作家順に並べられており、授乳室も完備されています。こども絵本のいえの前には芝生が敷かれており、開放的な空間を味わうことができる。外でも楽しめるイベントやワークショップも実施している。
正に視察のテーマどおり、利用者が、美術館と図書館を行き来しながら、美術館でアートを通して見つけた未知の世界への扉を、図書館の資料を通してさらに踏み出し、新しい地図を得ていく、そんな場になっていくことを願って作られた空間でありました。

(3)視察から得られた考察
 施設の運営面では、指定管理者のカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下CCC と記載)が入っており、市民の意見を取り入れながら行っている。
 春日部でもCCC が参画しており、「春日部市中心市街地まちづくり計画」および「かすかべウォーカブルガイドライン」の趣旨を踏まえ、春日部駅周辺を中心とした地域住民の連携を推進し、市民が主体的にまちづくりや地域課題の解決に取り組む自立自走型のエリアプラットフォーム構築を支援している。
 それに対し、宇城市では、市長自らが指揮をとり、推進しているイメージが強いとのことでした。周り5町が合併した都市ということもあり、中核部にこの図書館は位置している。遠くからでも多く通う人がおり、リニューアルオープン後は僅か2年3ヶ月で来館者数が100万人近くくるなど、宇城市内外から多くの利用者がいる。
 CCCが公立図書館と美術館を一体で運営するのは全国初であり、施設について建て替え前は老朽化、若年層の利用者数も、伸び悩んでいたという。
 春日部の中核部においても建物の老朽化や若年層の利用者数の減少については同じ課題を抱えている。
 今後は宇城市の人口5万人に対して春日部市の人口は23万人であることや、東武線沿線のターミナル都市という利便性を活かしながら、春日部市内外から人を呼び込めるような仕組みづくりを官民連携で推進していくことが重要であると、改めて認識しました。

視察の様子
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