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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
公明党
視察先
山口県 岩国市
視察案件
「岩国市民文化会館」について
実施日
令和元年10月30日
参加者氏名
栗原信司、中川 朗、荒木洋美、鈴木一利、木村圭一

視察結果概要

(1)視察先の概要
 岩国市は面積873.72㎢、山口県の最東部に位置しています。人口133,945人(令和元年9月現在)。広島県と隣接することから広島市や周南市と共にせとうち工業地域の一角を担うと共に、山陽本線や山陽自動車道・国道2号線・岩国飛行場・岩国港など陸海空の交通の要所として位置することや錦帯橋・岩国城・白蛇の生息地といった観光資源にも恵まれる町です。

(2)視察内容
 昭和52年に建設された岩国市民文化会館は建設後40年が経過し、老朽化する中、市民からも、椅子席が狭い、また高齢化と共に足腰が弱くなった市民からはバリアフリー対応を望むなどの要望を受けて、再建へ向け動き出しました。
 総工費44億円は、国から22億円、県からも9億円、残りを市の負担とする財源として、リニューアルされた施設は、室内的には椅子席の大きさ、前後・左右の幅を広げると共に、足下から空調されるシステムを取り入れたものとなりました。また、施設外側に屋外エスカレーターを設置して、外から大ホールに直結する通路を確保するなど、市民要望に応え、利便性を向上させるものとなりました。

(3)視察から得られた考察
 1983年に建設された春日部市民文化会館も設置されてまもなく40年を迎えることになります。建設されたときは大ホールで1500席を有し、文化的、近代的な建設物として評価されたものの、時代を経過し、老朽化と共にバリアフリー対策などの対策が急がれるものの、同時期に建設された他の公共施設との関連もあり、早急に建て直しが難しいようです。
 そこで、岩国市のように既存の施設をリニューアルするという手法を取ることで建設費を大きく抑えることが出来ると思うところです。
 特に建物の外側にエスカレーターを設置するなど、費用面を抑えつつもバリアフリー対策も確実に行うなど、春日部市民文化会館の再整備だけに限らず、他の公共施設の再整備に活かせるものと思うところです。

視察の様子
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