請願第3号 子ども医療費無料制度の充実を求める請願
平成18年5月19日
秋山文和、松本浩一、卯月武彦、村松君子、並木敏恵
昨年の旧春日部市3月定例議会において、当会が提出をしました「乳幼児医療費無料制度の充実を求める請願」が採択されました。
その内容は、通院の場合も就学前まで無料とし、窓口での立て替え払いをなくしてほしいというものです。
子どもの医療費は、子育て世代の家庭には大きな負担となっています。そこで自治体が子育てを支援するための施策として医療費の助成をしていますが、埼玉県内のほとんどの市が就学前まで助成をしており、窓口での立て替え払いをなくしている市も増えています。
春日部市は出生率が、平成15年度で全国平均の1.29、埼玉県平均の1.21よりも低い1.13となっており、少子化が深刻な状況となっています。
平成16年3月の春日部市の調査によっても、就学前児童保護者が望む「子育て支援施策」は、「児童手当及び乳幼児医療費助成などの経済的支援の拡充」が77.0%、保育所(園)や幼稚園などの費用負担の軽減61.0%と、子育てにかかわる経済的な支援が圧倒的です。
つきましては、旧春日部市議会の昨年3月議会において請願採択された下記事項について、「はやく実施してほしい」という要望がたくさん出されていますので、すぐにでも実施していただきたく請願いたします。
記
1 子ども医療費の無料制度を、通院もせめて就学前(小学校入学前)までとすること。
2 医療費の窓口での立て替え払いをなくすこと。
平成18年5月19日