請願第10号 「少人数学級」の実施を求める請願
平成21年8月18日
秋山文和
件 名
「少人数学級」の実施を求める請願
要 旨
埼玉県独自で実施している、小学校1、2年の「35人学級」、中学校1年の「38人学級」を、当面、春日部市独自で、すべての学年で実施していただきたい。
理 由
国の小・中学校学級編成基準では「1学級40人」となっていますが、現在、埼玉県では県独自の教育施策として、小学校では1、2年で「35人学級」、中学校1年では「38人学級」を実施しています。これは、児童・生徒が新しい教育環境に慣れるとともに、少ない人数できめ細やかな指導が必要との配慮からです。
このような「少人数学級」の実施は、多くの父母・教職員から歓迎されています。
しかし、残念なことに、小学校3年、中学校2年になると「40人学級」にもどり、いわゆる「すし詰め学級」になってしまい、学習・生活指導に困難が生じています。
学年がすすむにつれて「不登校」の児童・生徒も増加するなど、新たな問題も発生する傾向にあり、学力を向上させ、生活指導を充実させるためには、すべての学年で、ひとり1人にゆきとどいた指導ができるようにすることが、いま特に重要になっています。
したがって、春日部市においても、欧米なみの「30人学級」にする必要がありますが、当面、現在県独自で実施している小学校「35人学級」、中学校「38人学級」を学年を問わず実施していただきたく、請願いたします。
地方自治法第124条の規定により、上記の通り請願書を提出します。
平成21年8月17日
春日部市議会議長 河井 美久 様