請願第2号 酷暑から市民の命を守る対策の拡充を求める請願
令和5年5月19日
並木敏恵
大野とし子
今尾安徳
木下三枝子
要 旨
1、市独自の夏の電気代補助をすべての世帯に支給して下さい。
2、生活保護世帯や低所得世帯で、熱中症弱者(65歳以上高齢者のみ世帯、障がい者・要介護度4以上の方のいる世帯、就学援助児童のいる世帯など)の世帯に対して必要に応じて、エアコン等冷房機器購入費や修理費を支給して下さい。
理 由
本格的な夏を前にして、猛暑を予告するような夏日が報告されています。
異常な物価高騰のもと、市民の暮らしには日を追うごとに家計の負担が重くのしかかっています。その上、過酷な猛暑と、容赦ない高額な電気料金への不安とで、市民は3重苦にあえいでいます。
この物価高騰と高額の電気料金と猛暑は、所得に関わらずすべての市民の共通の苦労です。課税世帯でぎりぎりの方も苦しんでいます。
市独自の電気料金補助がすべての市民に届くことは、市民の不安を払拭し、大いに元気づけることにもなります。
また、国の低所得者対象の「電気、ガス、食料品等価格高騰重点支援地方交付金」は、今のところ1世帯あたり3万円支給ということですが、それではとうてい異常な物価高騰を乗り切ることはできません。どうしても上記に述べた市独自の支給との両支給が必要です。
さらに、貧困で暑さをがまんして、亡くなるなどの事故はあってはならないことです。熱中症弱者を猛暑から守るために、必要な世帯に冷房機器購入の補助金を支給して下さい。市民の苦難に心寄せる市政であって欲しいと願い、上記の通り請願いたします。
地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願を提出します。
2023年5月19日
春日部市議会議長 鬼 丸 裕 史 様