請願第6号 国民健康保険税の子どもの均等割の全額免除を求める請願
令和4年11月16日
並木敏恵
大野とし子
今尾安徳
木下三枝子
要 旨
主に年金生活者や自営業者、非正規労働者などが加入する国民健康保険税は、国からの国庫補助金が減らされる中、高額となっています。
春日部市の国保税も2021年度において、所得300万円で40歳代夫婦と子ども2人の世帯で46万5600円と所得の1割を大きく超えています。
春日部市の国保税が高くなる大きな要因に均等割が高いことがあげられます。40歳以上の方で年間5万5800円、40歳未満の方が4万4100円です。春日部市と同じように所得割と均等割の2方式で行っている26自治体で1番高い状況です。子どもが2人で8万8200円、3人で13万2300円です。
2022年度、0歳から18歳までの子どもの均等割全額免除にかかる費用は約1億1000万円です。2021年度の決算で、国保財政は6億円が繰り越され、年度末に基金は約5億円積み立てられました。子どもの均等割の全額免除が十分できる財政となっています。国も今年度から、未就学児の半額補助を開始しました。
子育て世帯の財政的負担を軽減し、どの子も安心して医療を受けることができるように、国民健康保険税の子どもの均等割全額免除を求めます。
地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願書を提出します。
令和4年11月16日
春日部市議会議長 鬼 丸 裕 史 様