請願第1号 生活保護費に夏期加算を求める請願
令和元年5月20日
松本浩一
卯月武彦
並木敏恵
大野とし子
坂巻勝則
今尾安徳
件 名
生活保護費に夏期加算を求める請願
要 旨
生活保護利用者(被保護者)の毎年6月から9月の生活扶助に、電気代相当額(エアコン使用による増加分)を上乗せ支給することを求める。
理 由
近年の地球温暖化や異常気象により、最高気温が35度を超えることが珍しくなくなり、気象庁は2007年4月より「猛暑日」という名称を付けて表現するようになりました。そのような酷暑の中、昨年厚生労働省は基準を改定して、一時扶助費としてエアコンの購入費(5万円まで)を認めるに至りました。しかしながら、生活保護利用者は、度重なる生活保護基準の引き下げにより、汲々とした生活を余儀なくされ、電力の使用を躊躇する者が少なくありません。エアコンを購入できても電気代を惜しんで利用できなければ、室内でも熱中症の危険があり、救急搬送や死亡例も、毎年発生しております。
エアコンの購入費を扶助しても、エアコンを利用できないのであれば、当該扶助の目的を達成することができないばかりでなく、命に関わる問題になります。添付した放送大学生の論文にある通り、自治体独自で、扶助費を加算することは可能です。
地方自治法第124条の規定により、
上記のとおり請願書を提出します。
2019年 5月18日
春日部市議会議長 鬼丸 裕史 様