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意見書 議決結果

詳細情報

件名

議第4号 早期に「少人数学級」の実施を求める意見書

本会議議決結果

議決日
令和3年6月17日
議決結果
原案可決

内容

 国は義務教育標準法の改正を行い、小学校の学級編成の標準を35人に引き下げることとし、令和3年度から5年間で計画的に実施するものとしています。
 埼玉県の基準は、小学1年生及び小学2年生が35人、中学1年生が38人に改善されています。
 春日部市では、平成21年の9月定例市議会で、「少人数学級」の実施を求める請願が採択されています。
 コロナ禍の一律休校の後の分散登校では、クラスを半分ずつの20人学級だったので、子どもたちから「密にならずに安心だった」「勉強がよく分かった」「落ち着いて生活することができた」という声をたくさん聞くことができました。現在は40人学級に戻っており、学校現場では感染予防のために様々な工夫をしていますが、教室の密集度だけはどうにもならず、身体的距離を保つことは到底できません。
 ウィズコロナの「新しい生活」の中でこそ、子どもたちが安心して登校でき、教職員が一人ひとりにきめ細かな指導ができるよう、教育効果の高い少人数学級が必要です。全国知事会、全国市長会、全国町村会の首長3団体が「少人数学級、早期導入」の緊急提言を文部科学大臣に提出し、自由民主党の教育再生実行本部も「30人学級の推進」を求める決議を文部科学大臣に提出しました。子ども、保護者、教職員の願いは、全国の首長や与野党を含め、「少人数学級」の早期実現です。
 よって、下記の事項について強く要望します。

                       記


 コロナ禍の中で40人学級では感染防止は困難であり、子どもたちの安心・安全を守り、一人ひとりにきめの細かい指導を保障していくために、早期に「少人数学級」を実施すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 令和3年6月17日

                                      春 日 部 市 議 会

衆 議 院 議 長 様
参 議 院 議 長 様
内 閣 総 理 大 臣 様
財 務 大 臣 様
文 部 科 学 大 臣 様

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