各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 日本共産党
- 視察先
- 埼玉県 深谷市
- 視察案件
- さくらんぼ学童クラブ視察
- 実施日
- 令和7年10月14日
- 参加者氏名
- 並木 敏恵、大野 とし子、今尾 安徳、木下 三枝子
視察結果概要
(1)視察先の概要
さくらんぼ学童は、こども達の自発的な活動を大切にし、毎日の生活や遊びと豊かな自然の中で様々な体験を通して成長発達を支えます。また、こどもと親の日々の支えとなり、温かい居場所となるよう心がけています。
(2)視察内容
本市の放課後児童クラブは現在指定管理者の運営となっていますが、保育内容の充実や支援員の研修の確保などに課題があるのではないかと感じていました。そこで、民間ではありますが市の委託を受けて運営されている学童クラブを視察し、研修の状況や保育の充実に向けてどのような取り組みがなされているのか学ぶため視察をしました。
(3)視察から得られた考察
さくらんぼ学童は、国・県・市などからの補助金を受けて(市独自に地代補助・社会保険料の事業所補助あり)委託されています。現在48人(定員数)のこどもが通所しています(低学年28人・高学年20人)。学校から遠い学童については支援員がお迎えをしています。常勤は1名のみで、パートやバイトなどにより常時4名体制で保育しています。職員の募集など行っていますが、人の確保は大きな課題だとのことです。
研修は仕事と位置付けられており、全国研究集会や指導員学校など休日に行われる研修にも参加します。また、保護者会があり係活動として保護者も研修会にZOOMなどにより参加します。
職員は保護者のお迎え時や月1回発行のたよりなどでこどもの様子を伝えます。
また、市との関係では、年に1回の立ち入り調査があり書類の状況や、条例上の違反がないかなどのチェックを受けます。
広い園庭には、球技ができるスペースや自由な加工ができる場所があり、この日はブルーシートで作ったテントや2メートルはある大きな穴が掘られていました(ここでおやつや宿題をやる子もいるそうです)。
勉強時間などの設定はなく、こどものペースで基本的に自分のやりたいことをできるようにしています。
支援員は「こどもと一緒に作っていかないとうまくいきません。基本的には当たり前のことだけがルールになります。好きなことができるから1年生から来ている子は、高学年になってもやめません。楽しいと思ってくれないとこどもは来ないと思います」と話されていました。1年生から来ている子は基本的に6年生まで「楽しい」から来るそうです。
春日部市の学童保育ではあまりに管理的な側面が問題となっています。こどもの育ちの保障のために、研修のあり方・保育内容の充実など、市が果たしていく役割・責任は重いと感じました。

視察の様子