各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 議会運営委員会
- 視察先
- 兵庫県 芦屋市
- 視察案件
- 議会における事業継続計画(BCP)について
- 実施日
- 令和7年11月12日
- 参加者氏名
- 鬼丸 裕史、鈴木 一利、 山口 剛一、阿部 雅一、山崎 進、 吉田 稔、木村 圭一、小久保 博史(議長)、石川 友和(副議長)
視察結果概要
(1)視察先の概要
芦屋市は兵庫県の南東部、大阪と神戸のほぼ中間に位置し、面積約18.57㎢、東西約2.5km、南北約9.6kmと南北に細長いまちで、北は六甲の山並み南は大阪湾に面し、気候温和な自然環境と便利な交通環境など、生活条件に恵まれた住宅都市です。
昭和15年に全国で173番目の市として誕生し、人口は約9万2千人で、関西の代表的な高級住宅街として知られ、特に山の手エリアにある「六麓荘町」は日本有数の高級住宅地として有名です。
また、国指定重要文化財のヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)や国史跡指定文化財の会下山遺跡など、数多くの歴史文化遺産を有しています。
まちづくりとしては、昭和26年に「芦屋国際文化住宅都市建設法」が制定され、国際性と文化性あふれる住宅都市の形成をめざした魅力あるまちづくりを進めています。
また、平成7年1月17日の「阪神・淡路大震災」によって壊滅的な被害を受けていますが、復興とともに安全で快適なまちづくりに取り組んできています。
(2)視察内容
芦屋市議会では、大規模災害発生時における議会の役割を明確にし、大規模災害等が発生してさまざまな制約がある中でも、議会としての機能を発揮することができるよう日頃から備えておくことを目的に、令和2年3月に「議会機能継続計画(地震・風水害編)」を、また、議員や事務局職員が感染症に感染した場合に取るべき行動を明確にし、議会内での感染症の蔓延を予防するためにその対策を取っておくことを目的に、令和3年5月に「議会機能継続計画(感染症対策編)」を策定しています。
また、令和元年度より議会機能訓練を毎年1回実施しており、実際に訓練を行うことにより、気づいた課題や改善点などを話し合い、日常的に備えを行う意識の醸成に努めています。
今後の課題としては、感染症対策編のマニュアルについて、職員側のパソコンがすべて在宅でも使用できるようになったにもかかわらず、マニュアルがそれに反映していないこと、また、災害時に使用する通信手段が確保されていても、操作方法の習熟度や庁舎外での通信環境の検証が不十分な場合があるとのことです。
(3)視察から得られた考察
芦屋市議会では、「議会機能継続計画(地震・風水害編)」及び「議会機能継続計画(感染症対策編)」を策定し、それに基づき年1回議会機能訓練を実施しています。
本市議会では、東日本大震災を教訓に、災害発生時の市議会と議員の対応をルール化した「春日部市議会における災害発生時の対応要領」と災害発生時の議員の参集基準を定めた「大規模災害発生時の春日部市議会議員の行動マニュアル」を定めていますが、緊急時に対応できる体制づくりの強化をさらに進めていく必要があると感じました。

視察の様子