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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
建設委員会
視察先
大阪府 貝塚市
視察案件
広域連携による市町村事務の共同実施モデル構築事業について
実施日
令和7年10月28日
参加者氏名
吉田 稔、鈴木 一利、古沢 耕作、金子 進、 今尾 安徳、鬼丸 裕史

視察結果概要

(1)視察先の概要
 貝塚市は、大阪市の中心部から南に30q、鉄道で約30分の距離にあります。
 大阪市と和歌山市との中間に位置するとともに、関西国際空港に近接しており、鉄道は南海本線・JR阪和線、道路は、阪和自動車道・阪神高速湾岸線などの充実した広域交通体系で結ばれるとともに、水間鉄道が市域の骨格を形成する公共交通としての役割を果たしています。
 人口は約8万人で、市域面積は43.93㎢です。海、平地、丘陵地、山間地と多様な地形を有し、大阪最大級のドローン・クリケットフィールドがあり、また、大阪府内で初めて国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得した、白砂青松がまぶしい二色の浜、本州南限圏の天然記念物ブナ林などの自然生態が保全されている和泉葛城山系、市内を縦貫して流れる近木川など、優れた自然環境に恵まれています。
 さらに、奈良時代に創建された名刹の水間寺や国宝の観音堂を有する孝恩寺があり、中世の自治都市であった寺内町などの歴史的資源とともに、太鼓台やだんじり祭などの伝統行事に代表される独自の文化を有しています。 

(2)視察内容
 大阪府南部の泉州地域(岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、高石市、泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、岬町)では、建築や土木の技術職員の不足が共通の課題であり、自治体の枠を超えて技術や知見を共有する必要があることから、国土交通省が実施する「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)」のモデル地域の公募に申請し、令和5年12月にモデル地域として選定されています。
 本モデル事業には、既存の行政区域に拘らない広域的な視点で、道路・公園・下水道といった複数・多分野のインフラを「群」として捉え、施設の点検調査などから更新に至るまでを広域的に対応を図ることでスケールメリットを活かし、技術職員不足を補いながら低コストで、かつ質の高い行政サービスが提供できるスキームの構築を期待しているとのことです。
 泉州地域のインフラにおいては、さまざまな検討を行っていますが、とりわけ、道路分野においては、令和7年3月31日付けで泉州地域及び民間事業者等において、「ドライブレコーダーを活用した維持管理の研究に関する協定」を締結し、ドライブレコーダーを活用した道路損傷データ取得及びAI分析による路面性状調査を実施しているとのことでした。

(3)視察から得られた考察
 貝塚市では、将来的な住民ニーズの変化等さまざまな課題に対応しながら、将来にわたり、持続可能な公共サービスを提供していくために、発起人となり、泉州地域の8市4町で広域連携に取り組んでいます。
 事業への意向や意識レベル、職員数や技術力、問題の緊急性等、自治体によってばらつきを有する12市町で、どのように合意形成を図っていくのかが重要であると考えます。今回行政視察した、貝塚市の先進的な取り組みを今後も注視しながら、春日部市に適したインフラマネジメントを研究する必要があると思います。

視察の様子
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