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各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書

視察報告書

委員会名・会派名
厚生福祉委員会
視察先
高知県 高知市
視察案件
重層的支援体制整備事業について
実施日
令和7年10月8日
参加者氏名
木村 圭一、会田 吉幸、榛野 博、水沼 日出夫、奥沢 裕介、大里 昇、小久保 博史

視察結果概要

(1)視察先の概要
 高知市は、四国南部のほぼ中央に位置し、市の北方には急峻な四国山地があり、その支峰である北山に源を発する鏡川の下流域を中心に都市が形成されています。平成10年4月には四国で最初の中核市に移行するとともに、平成17年1月に鏡村・土佐山村、平成20年1月には春野町と合併し、中山間地域、田園地域、都市部のバランスの取れた人口約34万人の中核市となりました。
 一方では、全国的な人口減少社会の到来による少子高齢化により、人々の日常生活を守っていくための社会保障の在り方や地域経済の活性化と雇用の促進、さらには新エネルギーの推進や南海トラフ地震対策など、将来にわたる課題への早急な対応が求められています。

(2)視察内容
 高知市では、地域共生社会の実現に向けて、全ての部局で理念と課題を共有し、施策への反映・推進に取り組んでいます。庁内体制としては、市長をトップとし、副市長・部局長等で構成する「本部」を設置し、高知市地域共生社会推進委員会(令和元年度〜令和2年度)を強化してきました。
 その後、令和4年度からは8050問題やヤングケアラーの問題、ひきこもりなど、複雑化・複合化した課題へ取り組むため、包括的支援体制の仕組みづくりとして、従来の縦割りの壁を解消し、一体的に取り組むことを目的とした重層的支援体制整備事業開始しました。
主な取り組みとしては、
@相談を受け止める仕組みづくり
断らない相談窓口、関係機関が連携するための仕組みの構築(包括的相談支援員の配置など)を行う。
A住民がより相談しやすい環境づくり
薬局や介護施設や保育施設などの住民に身近な場所(令和6年4月104か所)に「なんでも相談窓口」として「ほおっちょけん相談窓口」を設置を行う。
@とAを組み合わせ、寄せられた相談内容を共有し、地域でできることを話し合うネットワークを創出し、住民の困りごとを受け止める「入口」と、地域で解決する「出口」の両方を担うことができるようにした。そのことで、ゴミ出しや掃除、病気や介護に関することなどの困りごとを包括的に受け止め、住民の身近な圏域においてボランティアや企業、事業所を活用できる地域づくりを行った。

(3)視察から得られた考察
 地域共生社会の実現に向けて、市長を本部長とした地域共生社会推進本部を立ち上げ、理念を共有し、複数部局に関わる課題の対応を行う組織づくりは非常に参考となりました。高知市のように市一体で相談ができる体制になっているのは理想的であり、本市においても多種多様な相談について市一体となった相談体制を整えることが重要であると考察します。
 ほおっちょけん相談窓口について、民間の協力を得て、薬局などの身近な店舗で相談できることは、市民に寄り添っている対応であると共感できます。本市においても、身近な場所での相談窓口について、参考としたいと考えられます。

視察の様子
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