各常任委員会、議会運営委員会、各会派 行政視察報告書
視察報告書
- 委員会名・会派名
- 厚生福祉委員会
- 視察先
- 香川県 丸亀市
- 視察案件
- こども未来計画について
- 実施日
- 令和7年10月7日
- 参加者氏名
- 木村 圭一、会田 吉幸、榛野 博、水沼 日出夫、奥沢 裕介、大里 昇、小久保 博史
視察結果概要
(1)視察先の概要
丸亀市は、香川県の海岸線側ほぼ中央部に位置し、北は風光めいびな瀬戸内海国立公園、南は讃岐山脈に連なる山々、陸地部は讃岐平野の一部で、平坦な田園地帯が広がっています。そして、瀬戸内海には本島、広島、手島、小手島、牛島などの島々が点在しています。
広ぼうは、東西24.16キロメートル、南北23.82キロメートル。市の陸地部の中央に標高422メートルの飯野山(別名、讃岐富士)がそびえ、その北方に青ノ山、中心には土器川が流れ、多数のため池が水辺空間を創出しています。
早くから海上交通の要衝として、また、物資の集散地として発展し、特に金刀比羅宮の参道口として大いににぎわいました。1602年(慶長7年)、生駒氏が亀山に築城し、丸亀城と名付けたのが「丸亀」という名の起こりといわれており、以後、城下町として栄えてきました。丸亀城は扇の勾配と呼ばれる美しい石垣が有名で、その石垣は高さ日本一を誇り、現在も市のシンボルとして、また市民の憩いの場としても多くの人たちに親しまれています。
丸亀市は平成の大合併により、平成17年3月22日に旧丸亀市、旧綾歌町、旧飯山町が合併し、新「丸亀市」として新たに発足しました。人口は約11万人、面積は111.83平方キロで、中西讃地区では初めて人口が10万人を超え、中讃地域の核として重要な役割を担っています。
(2)視察内容
丸亀市においては、令和6年度で終了する「第2期丸亀市こども未来計画」に続く計画として、計画期間を令和7年度から令和11年度の5年間として「第3期丸亀市こども未来計画」を策定しました。この計画では、「全てのこどもや若者の健やかな育ちを家庭と地域社会が力を合わせて見守り、支えるまち まるがめ」を基本理念とし、安心してこどもを産み、喜びや楽しみを感じながら子育てができるように、まち全体でこどもや若者の夢の実現や健やかな成長を支えられるまちを目指しています。
計画策定の効果としては、●施策の一体化と効率化施策の重複を防ぎ、ライフステージに応じて効率的な施策展開が可能となり、施策ごとに実施事業をまとめることで、庁内の各部署と事業が共有され連携も図ることができる。●住民にとってわかりやすい施策の提示一体的な計画により、住民が必要な支援を把握しやすくなるため事業の利用促進につながる。●計画の着実かつ効果的な推進施策の事業において、「現状」と「課題」を意識しながら実施し、毎年ごとに事業実績に基づく進捗管理を行うことで、事業の改善を行いながら確実な計画の推進を図ることができる。とのことです。
(3)視察から得られた考察
令和7年度からはこども家庭センターを設置しており、計画策定の効果としても挙げられていましたが、各部署と事業が共有されており、しっかりと連携が図られている印象でした。子育てからまちづくりを構築していく取り組みが多いと感じ、横の連携が図れていることは、本市でも参考にすべき点であると考察します。
また、まちづくりのための「新たな公共サービス」の形としてさらに多くの「人づくり」へと発展させるための交流施設である「マルタス」では、お子さん連れの方や、高齢者、学生など、多くの方が利用されており、多世代交流の場としても、市民の憩いの場としても貴重な公共空間であり、本市においても参考になる施設であると考察します。

視察の様子