請願第6号 燃料、肥料、飼料、農業資材の価格高騰に対する緊急対策を求める請願
平成20年8月18日
秋山文和
件 名
燃料、肥料、飼料、農業資材の価格高騰に対する緊急対策を求める請願書
理 由
＜請願趣旨＞
燃料、肥料、飼料やビニール類、ダンボールなどあらゆる農業資材の価格が短期間に高騰し、農業経営に重大な打撃をもたらしています。しかも、これら生産コストの上昇分は農産物価格に反映されないため、農業経営に直接のしかかる状況になっています。
国際的に穀物価格が高騰し、輸出制限をする国が増え「輸入頼み」の食糧自給方針が危ぶまれています。今こそ、国内農産物の増産による食料自給率向上は待ったなしの課題です。
このような事態を放置するならば国民生活に重大な影響をもたらすことは明らかであり、政府として万全の対策をとることが急務となっています。
先般、政府が漁業者に対する燃料高騰対策として出した緊急対策は、漁民の要求からすれば不十分なものですが､直接補填を盛り込んだことは注目すべきことだと思います。今度は、農業者の苦境を緩和するための対策が急がれます。
よって、次の事項について実現すべく、市議会として意見書を政府関係機関に提出していただきたく賛同署名を添え、地方自治法１２４条に規定により請願いたします。
＜請願事項＞
１、政府において、石油、肥料、飼料、農業資材などの高騰分の補償を含む対策を実施すること。
２、原油や穀物への投機を規制すること。
２００８年８月１８日
春日部市議会議長
小久保 博史 様
