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安全で安心の医療・介護の実現のために夜勤改善と大幅増員を求める意見書を国・県に提出することを求める請願

請願第16号 安全で安心の医療・介護の実現のために夜勤改善と大幅増員を求める意見書を国・県に提出することを求める請願

受理番号
請願第16号
受理年月日
平成26年11月17日
委員会付託日
平成26年11月28日
付託委員会
厚生福祉委員会
議決結果
不採択
議決年月日
平成26年12月16日
紹介議員
卯月武彦、坂巻勝則、大野とし子、並木敏恵

請願の内容

受理番号:請願第16号
 安全で安心の医療・介護の実現のために夜勤改善と大幅増員を求める意見書を国・県に提出することを求める請願

件 名
 安全で安心の医療・介護の実現のために夜勤改善と大幅増員を求める意見書を国・県に提出することを求める請願
理 由
 春日部市立病院の新築移転が決まり、新病院の建設がはじまりました。地域の拠点病院としての機能を強化して新しく誕生する新病院に市民は大きな期待を寄せています。
 しかし、全国各地で大問題となっている「医療崩壊」「介護崩壊」の現状は、東日本大震災で改めて明らかになり、医師、看護師、介護職員など医療・福祉労働者の深刻な人手不足が浮き彫りになりました。人手不足を過重労働で補う悪循環のなかで、医師・看護師の過労死、過労自殺も起きています。
 こうした状況の中で、厚生労働省は2011年6月17日、「看護師等の『雇用の質』の向上のための取組について」(5局長通知)を出しました。通知の内容は、「看護師等の勤務環境の改善なくして、持続可能な医療提供体制や医療安全の確保は望めない。夜勤・交代制労働者等の勤務環境改善は、喫緊の課題」というものです。
 さらに、2013年2月8日、「医療分野の『雇用の質』の向上のための取組について」(6局長通知)を出し、看護師等に対する取り組みを医療スタッフ全体に拡大させ、医療スタッフが健康で安心して働ける環境を整備するよう、各県知事・労働局長、各団体等に通知しました。
 医療スタッフの大幅増員と、労働環境の改善は、安全で安心の医療・介護のために不可欠で、私たちの願いでもあります。
 厚生労働省の通知を実効あるものにし、地域医療の再生のためにも、医療・社会保障予算を先進国並みに増やし、国民の負担を減らしてほしいと思います。
 以上の趣旨から、地方自治法第124条の規定により、下記事項につき、国・県に意見書を提出するよう請願いたします。

                  記

1.医師・看護師など夜勤交代制労働者の過酷な労働実態を改善すること。
2.医療・社会保障予算を増やし、医師・看護師・介護職員などを大幅に増やすこと。
3.国民負担を減らし、安全・安心の医療・介護を実現すること。
  2014年11月17日

  春日部市議会議長 河 井 美 久 様

会議録

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