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憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願

請願第7号 憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願

受理番号
請願第7号
受理年月日
平成30年11月26日
委員会付託日
平成30年11月28日
付託委員会
議決結果
不採択
議決年月日
平成30年12月14日
紹介議員
松本浩一
並木敏恵
大野とし子
坂巻勝則
今尾安徳
卯月武彦

請願の内容

受理番号:請願第7号
 憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願

件 名 
 憲法改正にあたっての国民合意・慎重審議を国会に対して意見書上申することを求める請願
要 旨
 立憲主義の原則を堅持し、憲法改正とりわけ第九条の改正にあたっては国民合意を大切にし、慎重な審議をすすめ、拙速に決めないよう、国会に対して意見書を上申していただきたい。
理 由
 日本国憲法は、悲惨な戦争で多くの犠牲者を出した反省から、再び戦争の惨禍が起こることのないよう、平和への願いを込めて生み出されました。以来、はばひろい国民の努力で平和は維持されてきました。そうした中で憲法条文の解釈の枠を広げながら、自衛隊は専守防衛に徹する組織として存在してきました。しかし、集団的自衛権閣議決定・安保関連法の成立によって、海外での戦争に自衛隊が参加可能になってしまいました。そしていま、憲法に自衛隊を書き込む憲法の改正が行われようとしています。
 これには、各界各層からも疑問が出され、日本が戦争に巻き込まれていくのではないかと懸念する声も増えています。政府与党支持者でも憲法を改正してほしいという要望は多数ではなく、改憲への国民世論も半数以下であり、九条改正にいたっては3割以下です。したがって、憲法改正に当たっては、十分な時間をかけて国民合意を得る努力と国会審議は慎重にも慎重であるべきです。
 尊い命が戦争によって奪われないために、国際平和を実現していくことこそ日本に求められている役割でありましょう。軍事力に頼る国際紛争の解決では憎しみの連鎖を生み出すばかりであり、様々な外交手段を用い、国際協調などの枠組みの中で解決策を探っていくことが最善の道ではないでしょうか。
 ここ春日部市は「非核平和都市宣言」を発しており、春日部市民のだれもが国際紛争での争いや核兵器による犠牲を出してほしくないと願い、「この春日部で安心して暮らせる平和」を望んでいます。よって、国会に対して、憲法改正にあたっては、国民合意・慎重審議をおこなうよう意見書の提出をお願いします。
 地方自治法第124条の規定により、上記のとおり請願書を提出します。
  2018年11月19日
 春日部市議会議長  鬼 丸 裕 史 様

会議録

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