本文へ移動
背景色

現在位置 :トップページ意見書 議決結果 › 議第4号 相次ぐ米軍機の事故等の原因究明と飛行中止を求める意見書

意見書・決議の詳細情報

議第4号 相次ぐ米軍機の事故等の原因究明と飛行中止を求める意見書

番号
議第4号
議決年月日
平成30年3月16日
議決結果
否決

内容

 本年2月9日、沖縄県の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)に所属する垂直離着陸輸送機オスプレイが機体の一部であるエンジン吸気口を海上に落下させる事故を起こしていたことが明らかになりました。普天間基地所属の海兵隊機による事故やトラブルは、昨年12月の保育園や小学校への部品や窓の落下、今年に入って3件もの不時着など、後を絶ちません。
 こうした異常事態の中で、一つ間違えば命を奪いかねない惨事となる危険な事故がまたもや発生したことは極めて重大です。
 看過できないのは、オスプレイの機体の一部が落下するという重大事故にもかかわらず、米側は日本側の問い合わせがあるまで報告しなかったことです。隠蔽の意図があったと疑わざるを得ません。
 普天間基地所属の海兵隊機による事故・トラブルをめぐり、安倍政権は「安全の確保は最優先の課題」(首相)と繰り返してきました。そうであるなら、沖縄県や関係市町村が求めているように、事故原因の徹底究明と公表、オスプレイをはじめ全米軍機の緊急総点検とその間の飛行停止を米側に要求するのは主権国家として当然です。
 米軍機の事故・トラブルの危険陸は決して沖縄にとどまるものではありません。米軍三沢基地のF16戦闘機が、青森県小川原湖に燃料タンクを2本投棄し、漁場に重大な損害を与えながら、タンクの回収もせずに訓練を続けていることも、国民の命と主権にかかわる重大な問題です。
 よって、国においては、事故原因の徹底究明と、全米軍機の緊急総点検、その間の飛行中止を米政府と在日米軍に求めるよう強く要請します。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成30年3月16日
                         春 日 部 市 議 会
衆議院議長 様
参議院議長 様
内閣総理大臣 様
外務大臣 様
防衛大臣 様

会議録

Copyright(c) 2007- 春日部市議会公式サイト Kasukabe City Council. All Rights Reserved.