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意見書・決議の詳細情報

議第18号 憲法9条を守り生かして、戦争しない日本を求める意見書

番号
議第18号
議決年月日
平成29年12月15日
議決結果
否決

内容

 日本国憲法は、第2次世界大戦で大きな犠牲者を出した反省と教訓から、二度と戦争しないことを国内外に誓い、徹底した平和主義の原則を貫いてきました。わが国が戦争をしない国としてアジアと世界の人々からも高く評価されてきたのは、憲法9条があったからだといっても過言ではありません。
 ところが安倍晋三首相は「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と述べ、「憲法9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」などと主張しました。首相が、具体的な期限と条文を明確にして改憲の意思を明らかにしたのは、戦後初めてのことです。
 憲法9条の第3項に自衛隊を書き込むことは、戦力不保持と交戦権の否認を規定した9条第2項を残したとしても、事実上第2項が死文化することは避けられません。9条に自衛隊を書き込むことは、日本が再び海外に出かけて行って戦争する国になることを意味するものです。
 日本国憲法の精神を生かした外交努力によって戦争を回避し、平和な世界を実現することはすべての国民の願いです。
 よって、政府におかれましては、憲法9条を守り生かし、戦争をしない日本の国是を堅持するよう強く要望します。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成29年12月15日
                         春 日 部 市 議 会
 衆議院議長 様
 参議院議長 様
 内閣総理大臣 様

会議録

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