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意見書・決議の詳細情報

議第12号 オスプレイの即時撤去と新たな配備計画の撤回を求める意見書

番号
議第12号
議決年月日
平成29年9月15日
議決結果
否決

内容

 沖縄県の米海兵隊普天間基地(宜野湾市)に所属する垂直離着陸機MV22オスプレイが8月5日、オーストラリア東部沖でまた墜落し、乗員3人が犠牲になりました。普天間基地所属のオスプレイは昨年12月、沖縄県名護市沿岸に墜落したばかりであり、沖縄や世界各地で墜落、緊急着陸する異常事態が続発しています。オスプレイが構造的な問題を抱える欠陥機であることは、もはや明白と言わざるを得ません。
 それにもかかわらず、米軍が事故究明を行わないまま同型機の飛行を全面再開し、これを日本政府も容認したことは、沖縄県民のみならず日本国民の生命を軽視する行為であり厳しく非難するものです。
 普天間基地所属のオスプレイはすでに、米空軍横田基地(東京都)、米海軍厚木基地(神奈川県)、米海兵隊キャンプ富士(静岡県)、同岩国基地(山口県)などに飛来し、訓練を繰り返しています。埼玉県の上空にもオスプレイが飛行しているとの目撃情報が多数報告されています。
 ところが、米軍は欠陥機であるオスプレイを米軍横田基地に10機配備・常設させる計画です。加えて、政府はオスプレイを陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)などに配備・常設する計画を進めています。
 埼玉県をはじめ首都圏は、すでに航空機の過密空域であり、オスプレイが日常的な訓練飛行を行えば空の安全がますます脅かされることになります。県民の命と安全に関わる重大問題といわねばなりません。
 よって、政府においては、普天間基地からのオスプレイの即時撤去と米軍横田基地への配備に反対し、陸上自衛隊基地への配備・常設計画を撤回するよう強く要望します。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成29年9月15日
                         春 日 部 市 議 会
 衆議院議長 様
 参議院議長 様
 内閣総理大臣 様
 外務大臣 様
 防衛大臣 様

会議録

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